中村八四八氏(明治23年1月8日~昭和53年6月18日)享年89歳
昭和36年札幌川柳社入会。本社川柳道場事務局長。47年「中央川柳会」
発足、同会長。雅号の八四八は家業の箸製造業による。句集「こがらし」
≪十七選句集≫
こがらしより (川柳叢書第1集・昭和48年12月発行) ・・・ 岡崎 守 選
・児の寝息夜の舞台の幕があき
・欲の皮縫った財布に底がない
・弥次さんが居たら旅にも出たい春
・念仏が肴になった般若湯
・月影を泳いで帰える梯子酒
・名工の腕に惚れてる貧乏神
・置き薬丁度間に合う風邪を引き
・無いなりに慰め合って三十日蕎麦
・胃袋の奴に一生稼がされ
・絵団扇のかげで欠伸が一つ死に
・一審でまだ真実はとって置き
・大雪の捨て場隣と溝を掘り
・妻の留守自由を稼ぐ燗徳利
・裏門は小判の鍵で軽く開き
・風鈴も考えている玉の汗
・太陽へ戸を閉め切ってビルが建ち
・行く先は二人一つの石と決め
札幌川柳社
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